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物流倉庫の管理業務
「日勤と夜勤」の違い

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目次
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倉庫の夜勤ってどんなことをするの?仕事内容や体調管理はどうしてる?気になる夜勤のリアルについて、24時間稼働の拠点をまとめるM.Kさんに詳しくお伺いしました。

M.Kさん
2023年入社
夜勤の倉庫管理
M.Kさん
夜勤現場を指揮する統率力
次は経営目線で挑む

前職で物流の配車や営業など幅広い業務を経験してきたM.Kさん。ファイズオペレーションズでは、配属初期から大型拠点の夜勤帯運営を担い、多様な人員を束ねる現場リーダーとして活躍中です。日々の運営に加えてイレギュラー対応や後進育成にも取り組みながら、将来は数字に強い管理者として会社経営にも関わっていきたいと語ります。

転職の決め手は「立ち上げに関われる」こと

前職とファイズの違い

前職はどのような
お仕事をされていましたか?

物流業界で陸運の仕事をしていました。トラックの配車や倉庫の入出荷管理、営業、事務と幅広くやらせていただき、総合職として7年ほど携わりました。

入社のきっかけについて教えてください。

前職を退職してから求人情報を探していたときに、同じ物流業界でファイズオペレーションズの求人が目に留まりました。新しい事業所を次々と立ち上げている成長企業で、自分も一から関われそうな雰囲気に惹かれて応募しました。

物流業界の他社と比べて
どのような違いがありますか?

たとえば、会社の文化によっては自分の意見が通りにくかったり、通っても変化の実感が薄かったりして、面白みに欠ける場合があるかと思います。その点ファイズでは、新規立ち上げに関われるだけでなく、自分から積極的に動けば、現場の新しいルールを作れたり、自分の意見が形となったりするところが大きな違いかなと思います。

配属前後のギャップと立ち上げ経験

採用面接でのエピソードを教えてください。

一次面接では、なぜファイズオペレーションズを選んだのか、そして転職の理由について質問されました。二次面接の時はすでに入社前提で話が進んでいて、面接というより、今後のファイズのビジョンも含めた話がメインでした。

当時は中部エリアに住んでいたのですが、家をどうするか、研修を受けに神奈川にも行けるかといった具体的な話をして、入社後に引越しをしました。

入社前後で会社のイメージは
変わりましたか?

ほぼ入社前の印象通りでした。企業が成長する=人が多く必要なので、僕のような新しい人員がたくさんいると予想していました。実際にその通りでしたし、「みんなで協力してやりましょう」という形もイメージ通りでした。

ただ、僕が配属されたのは新形態の倉庫で、立ち上げ前の準備時点では何をするのか見当がつかず、業界経験者だったとはいえ少し不安はありました。入社後の1ヵ月間がそのまま拠点の準備期間でもあったので、研修や準備をしていく中で、徐々にイメージがついていき、不安は払拭されました。

倉庫管理の「夜勤」の仕事

M.Kさんの1日のスケジュール
23:00
出勤

夜勤帯のスタートは、夕勤帯の社員からの引継ぎから始まります。その後、23時に出勤するワーカーさんに向けて朝礼と準備体操を行い、その日の工程や注意点を共有します。夜勤でも“朝礼”と呼ぶのが定着しており、初動を整える重要な時間になっています。

0:00
稼働開始

0時出勤のワーカーにも同様に朝礼と準備体操を行い、作業体制を整えます。その後すぐに1回目の安全オーディット(巡回)を実施。作業者がルールを守って安全に作業できているかを目視で確認します。夜勤帯前半の動きを安定させるために、ここでの声かけや確認が欠かせません。

2:00
休憩調整など

深夜2時は、ワーカーの休憩が重なる時間帯です。全体のオペレーション状況を見ながら、どのチームから休憩に入るかを指示していきます。また、リスク検知の時間でもあり、時間通りに出荷できるかどうか、トラックの配車が足りているか、想定外の工程詰まりがないかなど、全体の流れをチェックします。

5:00
安全確認など

作業が中盤から終盤に入るタイミングで、2回目の安全オーディットを実施します。作業手順が乱れていないか、現場の集中力が落ちていないかといった点にも注意を払います。

7:30/
8:00
人員の再配置

7時半と8時には、日勤帯のワーカーが順次出勤してきます。それぞれに対して朝礼と準備体操を行い、今動いている工程の進捗に応じて配置を再調整します。引き継ぎがうまくいくように、夜勤帯スタッフを一部残してサポートに回すこともあります。

9:00
引継ぎ

夜勤帯の締めくくりとして、日勤社員への引継ぎを行います。夜間に発生したイレギュラー対応、進捗状況、注意点などを正確に共有し、その後はAmazon担当者とのミーティングに参加。現場の課題や改善点を整理する時間です。

物流倉庫の夜勤のリアル

日勤/夜勤の
それぞれの工程設計

拠点の稼働体制と、1日あたりの人数構成を教えてください。

今の拠点は24時間稼働の大規模倉庫で、1日あたりおよそ70~80名が働いています。日勤・夕勤・夜勤の3交代制で、日勤帯は約10名、夕勤帯は約30名、夜勤帯は約40名のスタッフがいて、各勤務帯に社員が1~2名つく体制になっています。

拠点によって働き方は少し異なりますが、私が働いている夜勤の現場では、18時から翌朝9時までを1サイクルとして稼働していて、夕勤や夜勤のワーカーさんが大勢いるのが特徴です。

日勤と夜勤では、工程や配置の仕方に違いがありますか?

はい、異なります。夜勤帯では、荷物を仕分けするためのコンベアを動かして、入荷・仕分け・出荷という3つの工程にそれぞれ人員を配置して現場管理しています。入荷と出荷は兼務で担当することが多く5~8名ほどの配置となりますが、メインの仕分け業務は20名以上で対応します。

一方の日勤帯は、荷物量が夜勤帯よりも少ないため、通常コンベアは止まっています。10名程度がオールラウンドでさまざまな仕事を兼務するため、夜勤ほどはっきりした配置はありません。ただし、これも拠点によって異なりますので、あくまで一例となります。

日勤帯と夜勤帯で共通する
大切なことは何ですか?

やっぱり安全が一番大事ということです。ワーカーさんが安全に働けるよう、ルールがしっかり守られているか、現場に潜在的なリスクがないかという「リスクアセスメント」を行います。

次に重要なのが「品質」です。決められた時間までに商材を全て出荷できているか確認します。そして「生産性」も共通して大事なポイントです。倉庫運営において最も大きなコストは人件費なので、決められた人数で予定通り荷物をさばけているかを常に意識しています。

日勤・夜勤を問わず、この3つの優先順位を守って現場管理をしています。

ライフスタイルに
合わせて夜勤を選択

夜勤帯の現場ならではの難しさはありますか?

人数が多ければ多いほど、指揮系統の構築が重要になるので、管理する人数の違いは仕事の難しさにつながるかもしれません。工程ごとの役割を明確にし、指示を出す人を一元化することで、現場に混乱が起きないよう努めています。

また、これは夜勤に限りませんが、ワーカーさんとの信頼関係が不可欠です。最初は先輩社員や上司にもコミュニケーションのポイントを相談しながら関係を築いていき、3ヵ月ほど経つ頃にはチームとして“しっくりくる”感覚が持てるようになるはずです。

コミュニケーションで工夫していることを教えてください。

現場には、お子さんがいて日勤を希望する方もいれば、逆に夜勤のほうが都合がいいという方もいます。働く人のライフスタイルは本当にさまざまです。そうした事情を踏まえながら、皆さんが無理のない働き方を選べるよう配慮しています。

現場で大切となるコミュニケーションは、日勤・夜勤のいずれも変わりません。ワーカーさんに作業してもらいたいことを社員が整理し、変更点があればすぐ共有する。この「報連相」の姿勢は、どの時間帯でも大切にしています。

物流倉庫の仕事のやりがい

夜間のイレギュラーを冷静にさばく瞬間

具体的にはどのようなイレギュラーが
起こるのでしょう?

ドライバーさんが渋滞の影響で予定時刻に到着できない場合や、データ管理の内容と実際の荷物の内容が一致していない、荷物は正確に到着したもののデータがまだ届かず荷物のコードがスキャンできない…など、さまざまです。

たとえば、Amazonの荷物を運ぶドライバーさんが指示と異なる作業内容で困ってしまった際は、ファイズの社員がAmazonの対応部署と連携して対応にあたることもあります。

仮に「出荷に間に合わない」というとき、どのように対応していますか?

定刻に間に合わないことが分かったら、いわゆる「オーバータイム」になる荷物を集約して朝9時までに仕分けを終わらせます。その後、残業可能なワーカーさんを募り、残りの荷物を順次処理してもらうことになります。

とはいえ、ワーカーさんの残業時間は長くても1時間半以内です。社員はワーカーさんの作業を最後まで見届ける責任があるので、場合によって2時間程度の残業が発生することもあります。

自分の行動が評価へと変わること

「ここは正念場だな」と感じる場面はありますか?

現場管理の仕事にはルーティンがありながらも、運用を続けていく中で大小さまざまな変更点が生じます。その都度対応していくのですが、大きな変更があるときは、準備にもかなり労力を使うため、思うように進まず落ち込むこともあります。そんな“失敗しても、乗り越える”という場面が正念場だなと感じます。

積極的な行動がキャリアにつながっている実感はありますか?

失敗しても、それをうまく乗り越えることで持ち直せますし、成功体験を積み上げることで、昇給やキャリアアップにつながるところも、この仕事を続けられる理由の一つです。

実際、僕も入社時は一般社員でしたが、1年ほどで主任に昇格し、今では一拠点を任せてもらっています。今日の自分の判断や行動が、きちんと評価につながっていると実感できることが、仕事のモチベーションにもなっています。

現場管理「夜勤」のメリット・注意点

メリット:お金と経験値が稼げる

未経験でも、夜勤はできますか?

いきなり夜勤に入るのではなく、まずは基本となる日勤帯で、社員がOJTで作業や知識を教えます。一通り業務を覚えてから、希望に応じて夜勤に入ってもらうのが共通フローです。

夜勤だからといって特別な研修があるわけではなく、ルーティンを回せるスキルが身についた段階で、夜勤という選択肢が開かれるというイメージです。

夜勤を選ぶメリットを
教えてください。

「深夜手当(法定)」がつくので、同じ時間働いても効率的に稼げる点は大きな魅力だと思います。もう一つは「経験値」。夜勤メインで稼働している倉庫の場合、おのずと大人数の中で経験を積むことになるため、現場の流れの中で得られる実践的なスキルは、日勤とはまた違う強みになります。

注意点:積極的な健康管理が必要

逆に、夜勤の注意点はありますか?

やはり夜勤帯の仕事なので、体への負担はあります。特に食生活の面では、どうしても外食が増えて偏った食生活になりがちなので、私は意識して自炊するようにしています。作り置きを習慣にしてから、健康面はかなり安定したと思います。

それから、日勤帯は週5日間でも体力は持ちますが、夜勤帯で週5日稼働してしまうと負担が大きいため、長くても連勤4日までの夜勤シフトに調整しています。ファイズオペレーションズはシフト制なので、働き方を相談できるのがポイントです。無理せず、長く働ける工夫を考えてもらえる環境なので、未経験の方も安心して働けると思います。

夜勤に向いているかは、自分で決めればいい

迷いがある人は面接で正直に伝えて

物流倉庫の夜勤を検討されている方に
向けて、アドバイスをお願いします。

まず自分の気持ちを大切にしてほしいです。応募の時点で夜勤に少しでも不安を持っているなら、無理に「夜勤やります」と返事をする必要はありません。ファイズオペレーションズは、日勤帯から始めたりシフト相談も柔軟な会社なので、自分の気持ちをしっかり確認した上で夜勤するかどうか決めてほしいと思います。

夜勤を躊躇する理由は人それぞれです。もし、経験がなくて不安に思っているのなら、不安をそのままにせず、会社が一緒に考えますので、ぜひ人事や面接官に正直に話してみてほしいですね。

今後の目標を教えてください。
M.Kさん

今は、現場管理をメインで担当していますが、今後は売上などの計数管理を通じて、経営的な視点をもって会社に関わっていきたいと思っています。でもそのためには、まず後進を育てていかないといけないので、私がいるポジションを任せられる人を育てている段階です。まさに今、その土台づくりの準備中です。

夜勤の現場をまとめるということ【まとめ】

M.Kさんが語る夜勤現場のリアルは、人数規模の大きさや生活リズムの違いだけではなく、その場ごとに起こるイレギュラーと向き合い、“計画を守り、現場を動かす”責任を担う日々でした。

  1. 指示する人を一元化して、混乱のない現場をつくる
  2. 成功体験の積み重ねが、評価やキャリアにつながっていく
  3. 「夜勤やります」と無理に返事をしなくてもいい環境

夜勤は生活リズムに直結する働き方ですが、「現場を動かす」という仕事の本質は、日勤と変わりません。働き方を相談しながら、数字にも人にも向き合える仕事の魅力が、M.Kさんの言葉に表れていました。

メディア監修
ファイズオペレーションズ
株式会社
ファイズオペレーションズ株式会社
画像引用元:ファイズオペレーションズ公式HP
(https://op.phyz.co.jp/)
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